沖縄県うるま市の株式会社AlgaleXが手がける食材「うま藻」を使った中華料理のランチコースが、ロワジールホテル 那覇の「琉球ダイニング 花風」で提供される予定です。期間は2026年11月1日(日)から2027年1月14日(木)までの予定です。
提供に先立ち、2026年10月17日(土)には同店で新メニューのお披露目会が開かれました。会場では、同ホテルの副総料理長 兼 中華料理長で、琉球料理伝承人でもある三澤陽一氏が手がけたコースが披露されました。

中華の技術とうま藻で、塩分控えめでも満足できる味に
うま藻は、うま味とDHAを一番最初につくりだす、海の味わいの起源となる食材です。今回のコースでは、醤やソースに取り入れる中華風の使い方から、食べる直前にパウダーを振りかける楽しみ方、デザートへの応用まで、料理ごとに異なるうま藻の活用が紹介されました。
お披露目会では、AlgaleX副社長の日高英祐氏が挨拶と事業紹介を行い、続いて三澤氏がコースを紹介しました。三澤氏は、中華の技術にうま藻を合わせることで、塩分を控えめにしても満足できる味わいに仕上げられたと説明しています。参加者からは、塩分の少なさを感じさせない味わいに驚く声が上がりました。うま藻は、塩分を加えていない食材そのものです。食材のうま味を活かすことで、我慢しない減塩をお客さまに楽しんでもらいました。

醤・下味・ひと振り・デザートまで、皿ごとに違う使い方
コースは、伊江島産セーイカや沖縄県産蒸し鶏などを使った前菜三種盛りから始まり、大海老、金アグー、炒飯、デザートへと続く構成です。うま藻の活用ぶりがよく表れているのが、大海老の「うま藻マッシュルーム醤」ソース掛け。中華料理ならではの醤にうま藻を取り入れて大海老に合わせ、添えられた島野菜のフリットには琉球あおのりとうま藻を合わせた塩が使われています。金アグーは辛うま藻醤油麹に漬け込んでから蓮の葉包み焼きにしており、ソースだけでなく下味や漬け込みにもうま藻が活かされています。
〆の一皿は「黄金炒飯の出汁茶漬け」。別添えのうま藻を、お客さま自身が振りかけて味わうスタイルです。最初はそのまま、次にうま藻を加えて、と食べ進めながら味わいの変化を楽しみ、うま藻の特徴を体験できる仕立てになっています。うま藻だし醤油に漬けた島ラッキョウも添えられ、一皿の中で異なる味わいが楽しめます。
デザートには、山椒風味のチーズタルトにうま藻醤油麹のカスタードソースを合わせました。醤やソースへの活用から仕上げのひと振り、さらにデザートまで、料理人の発想によって広がるうま藻の使い方が紹介されました。

コース全体でDHA約300mg、泡盛粕から生まれる食材
うま藻は、うま味に加えて、現代人が不足しがちなDHAを多く含むのが特徴です。今回のコース全体には、サプリメント1日分にあたるDHA(約300mg)が含まれています。AlgaleXは、醤やソースに合わせる、肉を漬け込む、仕上げに振りかけるといった今回の活用例を通じて、ホテルや飲食店の料理人に向け、おいしさと栄養の両面からうま藻を提案しています。
AlgaleXは、泡盛の製造工程で生まれる副産物「泡盛粕」を培地にして、微細藻類「オーランチオキトリウム」を沖縄県うるま市で育てています。今回の採用にあたっては、食材としてのおいしさに加え、海の未来を守ることを目指す同社のビジョンにも三澤氏が共感したといいます。三澤氏は、うま藻は調味料としてだけでなく、今の時代に必要な要素が詰まった、沖縄から世界へ発信すべき物産品だと感じているとコメント。料理人が使うことはもちろん、今後は家庭や学校給食にも普及していくことへの期待を寄せています。

ランチコースの概要
- 提供期間:2026年11月1日(日)~2027年1月14日(木)予定
- 提供場所:ロワジールホテル 那覇 本館2階「琉球ダイニング 花風」
- 所在地:沖縄県那覇市西3-2-1
- 提供内容:うま藻を使用した中華料理のランチコース
- 料金:3,500円(税込み・サービス料込み)
- 予約:ロワジールホテル 那覇にて受付
「琉球ダイニング 花風」は、ロワジールホテル 那覇の本館2階にある、沖縄食材を生かした中国料理のレストランです。地域の食材と中国料理の技法を組み合わせ、ランチや会食などの場を提供しています。
出典:株式会社AlgaleX