あんぱんの元祖として知られる株式会社銀座木村家が、2023年以降販売を休止していた「ミニシュトーレン」を再び販売します。2026年12月1日(火)から、木村屋總本店 銀座本店で販売期間中限定300個を用意します。生地には、看板商品「酒種あんぱん」と同じ「酒種」を使っています。

お客様の声に応えて、この冬に販売再開
銀座本店では、これまで冬季商品として「ミニシュトーレン」を扱ってきました。2023年以降は、看板商品「酒種あんぱん」の製造・販売に注力するため、販売を休止していました。特に2025年は、NHK連続テレビ小説の放送をきっかけに、酒種あんぱんを求めて多くの客が来店し、その製造・販売に力を注いできたといいます。
一方で、販売休止後も再販売を望む声や問い合わせは続いていました。こうした声を受け、2026年のクリスマスシーズンに3年ぶりとなる販売再開が決まりました。

明治から受け継ぐ「酒種」を生地に
大きな特長は、看板商品「酒種あんぱん」にも使われている「酒種」を生地に使っていることです。木村屋は明治7年に酒種で発酵させたあんぱんを考案して以来、この酒種を大切に受け継いできました。今回の「ミニシュトーレン」にも酒種を用い、木村屋ならではの味わいに仕上げています。
酒種とパン酵母はどう違う?
酒種は米と麹から起こす「発酵種」です。これに対してパン酵母は、パン作りを目的として純粋培養された「単一の微生物」です。一般的なパン酵母は、砂糖の製造過程でできる糖蜜を主な栄養源として工業的に培養されます。
一方の酒種は、米と麹と水から作られます。麹の酵素が米のデンプンを糖化し、それを栄養源にして、米や麹に由来する酵母や乳酸菌などの微生物が日数をかけて増えていきます。発酵の管理などに手間がかかるため、手軽さではパン酵母に及びません。ただし、独特の豊かな風味と深い旨味を生み出す点で優れています。
しっとり食感のコンパクトサイズ
シュトーレンは、クリスマスの約1ヶ月前からクリスマスにかけて、少しずつ切り分けて味わうドイツの伝統菓子です。銀座本店の「ミニシュトーレン」は、酒種を練り込んだ生地を発酵させて風味豊かに仕上げています。そこに、オレンジピール、レーズン、リンゴ、レモンピールなどのフルーツ砂糖漬けと洋酒を合わせ、しっとりとして口どけの良い味わいにしました。一般的なシュトーレンよりもしっとりとした食感も、特長のひとつです。
形は直径8cmの円柱型で、トップはドーム型です。長さは一般的なシュトーレンの半分程度とコンパクトで、食べきりやすいサイズです。シュトーレンを気軽に楽しみたい人にも向いています。一度に食べきらず、クリスマスまで少しずつ切り分けると、風味や口当たりの変化を楽しめます。食べ始めた後は、空気に触れないようラップでしっかり包んで保存します。
商品概要
- 商品名:ミニシュトーレン
- 販売価格:1,600円(税込)
- 販売開始日:2026年12月1日(火)~
- 販売数量:販売期間中限定300個(なくなり次第終了)
- 販売店舗:木村屋總本店 銀座本店
- 販売方法:店頭販売・予約不要(取り置きも可能。電話(03-3561-0091)にて受付)
- サイズ:約80mm×約80mm×約60mm
- 保存方法:常温保存
- 賞味期限:未開封で30日間(開封後は早めに食べること)
- アレルギー表示:小麦、卵、乳成分、アーモンド、大豆、オレンジ、りんご
株式会社銀座木村家は、明治2年(1869年)創業のあんぱんの元祖です。明治7年に酒種で発酵させたあんぱんを考案しました。明治8年には桜の塩漬けを用いた桜あんぱんを明治天皇に献上し、宮内省御用達となりました。
出典:株式会社 銀座木村家