
■ レゴ®シリアスプレイ®メソッドとは
わたしは、レゴ®ブロックで自分の考えを形にするのを楽しみながら、その作品を通じて対話を深めます。全員が作品をつくり、それぞれが自分の作品について語る形で進む研修です。チームビルディング、管理職研修、全社会議やキックオフの参加型設計、新入社員研修などに活用されます。
森琢也さんは2016年に国際認定資格を取得し、以来100社以上・累計6,000名以上に実施しています。
■ 発表の背景
厚生労働省の新規学卒就職者の離職状況のデータを踏まえ、3年以内の離職が依然として1/3程度と低下は限定的です。新入社員研修の設計では、業務知識やマナーの習得に多くの時間を割く一方で、同期どうしの関係づくりは偶発的な場に頼りがちでした。配属後に関係が途切れてしまうケースを防ぐには、研修の中で同期同士のつながりを強化する設計が重要になります。
そこで同社は、来春の新入社員研修を設計する際の判断材料として、5年分の実測値と参加者の声を公開することにしました。
■ 5年分の実施結果
いずれも1日プログラム、参加者は年度ごとに26名〜33名です。
年度 実施日 回答数 全体評価 「4」以上
2022年度 6月28日(火) 26名 4.54/5.0点 96%
2023年度 7月3日(月) 32名 4.72/5.0点 97%
2024年度 7月1日(月) 33名 4.94/5.0点 100%
2025年度 7月1日(火) 30名 4.67/5.0点 97%
2026年度 7月3日 28名 4.71/5.0点 96%
5年合計 ― 149名 4.72/5.0点 97%
最も高かったのは2024年度の4.94点で、33名全員が「4」以上、うち31名が最高評価の「5」でした。2026年度は設問構成を見直し、「講師の進行・説明のわかりやすさ」4.79点、「新しい気づき・学びがあったか」4.68点、「今後の業務や職場で活かせると思うか」4.64点という結果でした(回答は28名分)。
■ 実施タイミングは2つに分かれる
新入社員向けの実施は大きく2つのタイミングに分かれます。
・入社直後 配属前のチームビルディングとして。同期の関係の土台をつくる
・研修期間の最終盤 総仕上げと同期の絆づくりとして。配属で離れる直前に実施する
今回公表したのは後者、配属直前に実施した5年分のデータです。
前者については、参加者アンケートより日報等で振り返りを行う企業が多く、公開可能な集計データが残っていません。しかし、入社直後のタイミングで3年以上継続して実施している企業もあり、こちらも次年度以降のデータが蓄積されています。
どちらを選ぶかは、研修全体の設計次第です。同社は研修ごとに60分程度の事前ヒアリングを実施し、参加者に投げる問いの文言まで各社に合わせて設計しています。
■ 参加者の声
配属直前に実施した回では、「同期にしてほしいこと、してあげたいことは何ですか」という問に対し、次のような声が寄せられました。
「配属後も定期的に会って相談しあい、高めあえる仲でいたい」
「ピンチの時に助けてほしい。ピンチの同期に、こいつがいたから元気になったと言わせたい」
「同期がパフォーマンスを最大限発揮できるようにサポートしたい」
「困ったときに助け合うこと」
「これまで、グループワークでも助けられてばかりだったので、今度は助けられるようになりたい」
また「これからの社会人生活で何を大切にしていきたいと感じましたか」という問いには、次の回答が寄せられました。
「同期との繋がり、関係する人々の助け合い」
「上司や先輩に自分から話しかけていき、何かあったらすぐに相談していきたい」
「自分の考えや気持ちを言語化して伝えることを大切にしたい」
「良い質問ができると得られる情報量が変わると感じた。また質問をした人に対して、しっかりと聞いてくれていた、理解してくれていたと捉えることが多かった」
■ 代表コメント
株式会社クック・ビジネスラボ 代表取締役の森琢也は、次のように語っています。
「新入社員研修の最終盤に呼んでいただく理由のひとつは、同期が最後の全員集合を迎える瞬間だからだと思います。次週には配属先が分かれて、顔を合わせる機会が一気に減ります。その直前に、お互いが何を考えているかをきちんと交換しておくことが、その後の関係性に大きく効いてきます」
「研修期間中に仲良くなるのは意外と難しくありません。毎日同じ教室にいるからです。問題は、配属後もその関係が続くかどうか。『困ったときに相談できる相手』だと思われるかどうかで、1年目の孤立度合いが変わります」
「入社直後と配属直前では狙いも設計も変えています。入社直後はこれから半年間を一緒に過ごす相手を知るための土台づくり。配属直前は離れていてもつながる関係を仕上げます。同じプログラムを時期だけ変えて実施することはしていません」
「5年続けていただいている案件では、毎年問いを少しずつ変えています。同じ会社の新入社員でも年度ごとに雰囲気や課題が違うためです。前年と同じ内容を繰り返すと、数字は上がりにくくなります」
■ 実施条件と費用の目安
・最小催行人数 3名から(200名以上の大規模実施にも対応)
・実施時間 半日プログラム3〜4時間/1日プログラム6〜7時間
・リードタイム 問い合わせから通常2〜4週間(1週間以内は要相談)
費用は、最小構成(10名前後・2〜3時間)が200,000円から、半日プログラム(3〜4時間・20名前後)が実勢300,000〜350,000円、1日プログラム(6〜7時間・20名前後)が実勢400,000〜450,000円です(いずれも税別)。レゴ®教材の送料は別途、首都圏以外での実施は交通費・宿泊費が実費となります。
1日プログラムを30名で実施した場合、1名あたりは13,000〜15,000円(税別)です。新入社員研修は30名前後の1日プログラムで実施されることが多く、この規模が目安になります。
■ 集計概要
・調査対象 同社が2022年度から2026年度に実施した新入社員研修の参加者
・調査方法 各研修の終了後に実施した事後アンケート
・回答数 5年合計149名(2022年度26名/2023年度32名/2024年度33名/2025年度30名/2026年度28名)
・実施時期 各年度の6月下旬から7月上旬
・尺度 5点尺度(大変満足=5/満足=4/やや満足=3/やや不満=2/不満=1)
2022年度から2025年度は「全体評価」、2026年度は「研修全体の満足度」という設問名で聴取しています。いずれも5点尺度による総合評価ですが、設問文は同一ではありません。
集計値は各年度のアンケート報告書に記載された回答分布から算出しています。
本集計は同社が自社で実施した研修についてのものです。レゴ®シリアスプレイ®メソッド全般の効果や、他社が提供する研修について評価するものではありません。
「入社直後」に実施した案件については、参加者アンケートの形で集計可能なデータが残っていないため、本集計には含まれていません。
【会社概要】
会社名:株式会社クック・ビジネスラボ
代表者:代表取締役 森琢也(中小企業診断士/レゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーター)
事業内容:企業向けチームビルディング研修、組織開発、経営コンサルティング
サービス:レゴ®シリアスプレイ®メソッドを用いた対話型研修。新入社員研修、管理職研修、全社会議・キックオフの参加型設計、内定者フォローなどに対応
実績:三菱商事・AWS・PwCをはじめ導入100社以上、累計受講者6,000名以上。リピート率約80%
URL:https://cookbizlabo.com/
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LEGO®、レゴ®、SERIOUS PLAY®、シリアスプレイ®は、LEGO Groupの商標です。本リリースはLEGO Groupが認証・後援するものではありません。
出典:レゴ®シリアスプレイ®で新入社員の絆を育む—5年間の研修データを公開/株式会社クック・ビジネスラボ/2026年9月14日