「今日は、どれを食べても大丈夫。」選べる喜びを体験
食物アレルギーを持つ方にとって、外食は時に確認や緊張を伴うものです。特にブッフェ形式では、意図しないアレルゲンの混入への不安もつきまといます。「アレルギーフレンドリーブッフェ」では、会場で提供される全ての料理を卵・乳・小麦不使用とすることで、「今日は、どれを食べても大丈夫。」という安心感の中で、参加者が心ゆくまで好きな料理を選べる場を提供しました。


このイベントが目指すのは、単にアレルギー対応であるだけでなく、誰もが「美味しい」と感じ、食卓を囲んで笑顔になれること。参加者からは「アレルギーを気にせず、好きなものを好きなだけ選ぶことができ、子どもの笑顔が見られて嬉しかった」「“どれを食べても大丈夫”という安心感と、“食べたいものを選べる”という喜びが大きかった」といった声が寄せられました。
プロの技が光る本格料理と華やかなスイーツ
ブッフェで提供された料理は、都内の有名料亭での修業経験を持ち、銀座・六本木の和食店で料理長を務めた遠藤恭徳氏が担当しました。和食の繊細な技術と食材を活かした料理は、アレルギー対応とは思えないほどの本格的な味わいを実現しました。

スイーツは、動物性食品を使用しないスイーツを長年手がける「hal okada vegan patisserie」シェフパティシエの岡田春生氏が担当。見た目も華やかで、モンブランやカップケーキ、マカロンなど、卵・乳・小麦不使用とは思えないほど豊かなバリエーションで、多くの参加者を魅了しました。



食物アレルギー対応商品の新たな出会い
イベントでは、協賛・出展企業による商品展示や試食、サンプリングも行われました。食物アレルギーに配慮した商品を開発・販売する企業が多数参加し、参加者と企業との新たな出会いを創出しました。これらの商品を通じて、日常の食卓に「美味しい」選択肢が増えるきっかけとなったことでしょう。もしかしたら、このイベントで出会った商品が、読者の皆さんの「取り寄せたい」リストに加わるかもしれません。

イベント概要と今後の展望
「第7回 アレルギーフレンドリーブッフェ」は、2026年9月20日(日)にレンタルスペース LIFULL Table(東京都千代田区麹町1-4-4 1F、東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」徒歩約4分)で開催されました。参加人数は90名で、既に事前申込・抽選が行われています。参加費は大人(中学生以上)7,500円、4~12歳 5,500円、3歳以下 3,500円、1歳未満 無料でした。
主催の株式会社イートイズは、食物アレルギー特化型情報メディア「eat is」を運営し、当事者とその家族の毎日をサポートしています。このイベントは、食物アレルギーがあっても「食べることを楽しめる」選択肢を社会に増やすことを目指しています。回を重ねるごとに参加希望者が増えており、今後もこのような「食のバリアフリー」を実現するイベントの開催が期待されます。

株式会社イートイズ 代表取締役であり、自身も重度の食物アレルギーを持つアレルギーナビゲーター(R)の細川真奈氏は、「食のバリアフリーが特別ではなく、当たり前になる社会」を目指して活動を続けています。このイベントで生まれた喜びと安心感が、いつか特別なものではなくなる未来がきっと訪れるでしょう。