
東京大学ホームカミングデイの利き酒会に新潟・津南の酒蔵が登場
新潟県中魚沼郡津南町の酒蔵・津南醸造株式会社(TSUNAN SAKE BREWERY、代表取締役社長:鈴木健吾)は、2026年10月17日(土)に東京大学本郷キャンパスで行われた「第25回東京大学ホームカミングデイ」に出展しました。参加したのは、東大蔵元会が主催するプログラム「東大蔵元会の日本酒を楽しみ交流を深めよう<<麴菌・国菌認定20周年>>」です。
当日は秋晴れに恵まれ、会場は大きなにぎわいを見せました。津南醸造のブースは、東京大学のシンボルである安田講堂の目の前に置かれ、キャンパスを訪れた多くの人が足を止めて酒を味わいました。

会場で味わえた3銘柄
ブースでは、食べる米として知られる魚沼産コシヒカリで醸した純米大吟醸を筆頭に、タイプの異なる3銘柄が振る舞われました。
- 「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」:魚沼産コシヒカリで醸し、低温で熟成させた純米大吟醸
- 「つなん藍」:落ち着いた香りと、ふくらみのある味わいの吟醸
- 「郷(GO)VINO」:白ワインのようなほどよい酸味と、フルーティな味わいの純米
多めに用意された酒はいずれも人気を集め、最後までさまざまな来場者が口にし、多くの感想が寄せられました。津南醸造は世界有数の豪雪地帯・津南町の山あいにあり、実際に蔵まで足を運べる人は限られます。それでも、訪れたときの体験や感動は格別だということが伝わり、蔵を訪ねると約束した来場者もいたそうです。
会場には、日本酒や津南の文化に詳しい「DJかもしたろう」さんも応援に駆けつけました。DJかもしたろうさんは、地域の特性をPRしながら、来場者のニーズに合わせる形で、津南醸造や同社の酒を日本酒文化の可能性とともに紹介しました。
フラッグシップ「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」とは
「郷(GO)」は津南醸造のプレミアムブランドで、日本酒造り用の酒米ではなく、ご飯として食べておいしい魚沼産コシヒカリを原料とした酒を中心に展開しています。コシヒカリは粘りが強く、酒造りには扱いにくい米とされてきましたが、同社は生成AIを活用した「スマート醸造」と杜氏の判断を組み合わせ、低温でじっくり発酵させる仕込みを設計。コシヒカリの旨味を生かした酒に仕上げています。
そのフラッグシップが「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」です。精米歩合50%まで磨いた魚沼産コシヒカリで醸し、低温で熟成させた純米大吟醸で、アルコール分は16度。KURA MASTER 2024 純米大吟醸酒部門で金賞、ミラノ酒チャレンジ2025でプラチナ賞を受賞しています。

代表コメントと津南醸造のこれから
鈴木社長は、秋晴れのもと安田講堂の目の前で出展でき、通りがかった人たちが足を止めてくれたことがとてもうれしかったと振り返りました。あわせて、技術の発展とともに日本酒の文化も変化していく時代の中で、その変化に向き合いながら日本酒に関わるプロダクトを届け、人にとって健やかで豊かな暮らしを実現していきたいとの思いを改めて語っています。また、大学等との共同研究のテーマについても検討を進めており、決まったものから順次知らせていくとしています。
津南醸造は、日本有数の豪雪地帯に位置し、標高2,000m級の山々から湧き出る天然水を仕込み水に使う酒蔵です。「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトに掲げ、地元産の酒米「五百万石」を使った伝統的な酒造りとともに、地元の食用米ブランド「魚沼産コシヒカリ」を用いたテーブルライス日本酒の生産・販売を行っています。
出典:津南醸造株式会社