山形県遊佐町で、川ガニを味わう秋祭り「ガニフェス」が初めて開かれます。日程は2026年11月22日(日)の10時から14時まで、会場は蕨岡まちづくりセンター敷地内です。主催は、遊佐町を拠点に活動する一般社団法人遊ばざるもの学ぶべからずです。
主役は、鳥海山の湧水に恵まれた月光川でとれるモクズガニです。当日は遊佐町の郷土料理「ガニ汁」と茹でガニを販売するほか、川ガニつかみ体験も予定されています。遊佐町IJUターン促進協議会が共催し、月光川養漁業協同組合が協力します。入場は無料で、事前予約は要りません。
殻ごとすりつぶしたエキスを使う郷土の味「ガニ汁」
「ガニ汁」は、モクズガニを殻ごとすりつぶしてこしたエキスを使い、濃厚なカニのうま味を味わう遊佐町の郷土料理です。会場では、ガニ汁の単品と、茹でガニを組み合わせたセットが販売されます。
販売メニューと価格
- ガニ汁 単品:800円(100杯限定)
- ガニ汁と茹でガニのセット:1セット1,000円
イベント自体は10時から始まりますが、ガニ汁の販売開始は11時からです。単品は100杯限定となっています。入場は無料ですが、飲食の購入は有料です。
川ガニつかみ体験も予定
会場では、川ガニつかみ体験も予定されています。生きものに触れる体験を通じて、大人も子どもも月光川の自然に親しめる機会を設けるとしています。
開催概要
- 名称:ガニフェス
- 日時:2026年11月22日(日)10時〜14時(ガニ汁の販売は11時から)
- 場所:蕨岡まちづくりセンター敷地内(山形県飽海郡遊佐町豊岡字花塚29番1)
- 内容:ガニ汁・茹でガニの販売、川ガニつかみ体験(予定)
- 参加費:入場無料・予約不要でどなたでも参加可能(飲食の購入は有料)
- 主催:一般社団法人遊ばざるもの学ぶべからず
- 共催:遊佐町IJUターン促進協議会
- 協力:月光川養漁業協同組合
このイベントは、環境省「令和8年度良好な水環境保全・活用モデル事業」を活用した「みんなの川プロジェクト」と、令和8年度遊佐町地域課題解決型大学生インターンシップ事業の一環として行われます。
同じ施設の体育館では「第1回 ゆざフェス」も同時開催
同じ日の10時から14時までは、蕨岡まちづくりセンターの体育館(旧蕨岡小学校)で、遊佐町地域おこし協力隊が企画・運営する「第1回 ゆざフェス」も開かれます。主催は遊佐町IJUターン促進協議会です。飲食・販売ブースや秋の収穫祭、音楽ステージに加え、Tシャツづくりや記者体験、湧水や遊佐高校の魅力を紹介する展示などが予定されています。ゆざフェスの会場を利用する際は、内履きを持参するよう呼びかけられています。詳細は遊佐町公式Facebookで案内されています。
郷土料理を入口に、川の自然と地域の営みへ
一般社団法人遊ばざるもの学ぶべからずは、月光川で「小さな自然再生会」を継続的に開いてきました。専門家や漁協、地域住民とともに川の生きものを観察し、石を動かしてモクズガニなどのすみかとなる環境をつくる取り組みです。
その活動の中で課題として挙げてきたのが、川を守ってきた漁協組合員の減少・高齢化と、若い世代が川に触れる機会の少なさです。ガニフェスでは、身近な郷土料理をきっかけに、川の自然やそれを支える地域の人々の営みに関心を持ってもらうことをねらいとしています。川の恵みを楽しむ体験を通じて、豊かな自然を次の世代へ受け継ぐ関わりを広げていくことを目指しています。